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J-GLOBAL ID:201202213984530693   整理番号:12A1325799

うつ病:大うつ病性障害で見られるシナプス関連遺伝子の発現低下とシナプス喪失

Decreased expression of synapse-related genes and loss of synapses in major depressive disorder
著者 (13件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1413-1417  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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画像化法や死後脳を使ったこれまでの研究から,大うつ病性障害(MDD)の患者では脳の体積が減少し,前頭前野背外側(dlPFC)ではニューロンのサイズ減少および密度低下が見られることが報告されている。これらの知見は,MDD患者のdlPFCでは,シナプス数の減少ならびに機能の低下が生じることを示唆している。しかし,MDDでのシナプス喪失の直接的証拠はこれまでに報告されておらず,このような影響を及ぼす遺伝子発現変化は突き止められていない。今回我々は,マイクロアレイを用いた遺伝子プロファイリングと電子顕微鏡を用いた立体解析によって,MDD患者のdlPFCではシナプス機能に関連する遺伝子(CALM2,SYN1,RAB3A,RAB4BおよびTUBB4)の発現低下とそれに相関するシナプス数減少が認められることを明らかにした。さらに,MDDでは高度に発現されており,PFCニューロンで発現された場合には単独でシナプス関連遺伝子の発現を低下させうる転写抑制因子のGATA1が,うつのラットモデルで樹状突起棘および樹状突起の喪失を引き起こし,抑うつ様行動を生じさせることを明らかにする。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (3件):
分類
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精神科の基礎医学  ,  遺伝子発現  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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