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J-GLOBAL ID:201202213987426277   整理番号:12A1311781

高速イオン伝導性リン酸塩ガラスおよびガラスセラミック複合材:固体電池のための有望な材料

Fast ion conducting phosphate glasses and glass ceramic composites: Promising materials for solid state batteries
著者 (3件):
資料名:
巻: 358  号: 21  ページ: 2841-2846  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: D0642A  ISSN: 0022-3093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高速イオン伝導性(FIC)リン酸塩ガラスおよびガラスセラミック複合材がかなりの重要性を獲得している。これは固体電池やその他の電気化学的デバイスの製作に潜在的応用があるためである。そこで,各種のタイプのFICガラスとガラスセラミックについての概要を報告した。いろいろな重量パーセントの塩化リチウム(1,5,10,15wt.%)をドーピングしたリン酸銀ガラスを溶融急冷法で合成した。Ag2O-P2O5-(15wt.%)LiClガラスが最大の電気伝導率を示した(室温でσ=8.91×10-5Scm-1,200°Cで4.16×10-3Scm-1)。無定形ホスト材料としてこのガラスを使用して,Ag2O-P2O5-(15wt.%)LiCl:xAl2O3(x=5~50wt.%)のガラスセラミック複合材が製作した。合成された試料のイオン輸率,電気伝導率,イオン移動度および担体イオン濃度を測定した。Ag2O-P2O5-(15wt.%)LiCl:(25wt.%)Al2O3複合系が最大のσ値を示した(室温でσ=3.32×10-4Scm-1,200°Cで2.88×10-2Scm-1)。無ドープのAg2O-P2O5ガラス,Ag2O-P2O5-(15wt.%)LiClガラス,および電解質として25wt.%Al2O3を含むセラミック複合材を使用して固相電池を作製した。これらの電池の開路電圧(OCV)値と放電時間を測定し,比較した。ガラスセラミック複合材は高いイオン伝導性,より良いOCV値および放電特性を示すことが判明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・磁器の性質  ,  電池一般 

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