抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで高炉を有する一貫製鉄所において排出されるものの中で,リサイクルが困難とされてきた低油分スカムおよび低流動性スラッジを新たに開発した技術により燃料への再生が可能となった。本稿ではこの技術について紹介した。初めに,この技術の開発に至る経緯(取組の考え方:これまでのゼロ・エミッション化に向けた取組,さらなるゼロ・エミッション化推進上の課題)について述べ,含油スカム・スラッジリサイクル上の課題(含油スカム・スラッジの発生フローおよびリサイクルの課題)を挙げた。そしてこれらの対応すべく,含油スカム・スラッジリサイクル技術の開発を実施した。これらの成果として,含油スカム・スラッジ燃料化プロセスの確立,ゼロ・エミッション効果,および焼却炉省エネルギー推進を示した。