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J-GLOBAL ID:201202214037993686   整理番号:11A1550989

ベータアミロイド1-40によって誘導されたアルツハイマー病モデルラットにおけるN-メチル-D-アスパラギン酸受容体とサブユニット発現

The expressions of N-methyl-D-aspartate receptor and subunits in beta-amyloid 1-40 induced Alzheimer’s disease model rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 531-535  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2248A  ISSN: 1001-1242  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ベータアミロイドペプチド(Aβ1-40)誘導アルツハイマー病(AD)モデルラットの学習と記憶の能力と前頭前葉でのNメチル-Dアスパラギン酸(NMDA)/サブユニット発現の間関係を分析する。【方法】Aβ1-40とリン酸緩衝食塩水(PBS)を,24匹のSDラットで,それぞれ脳室内に注入した。モリス水迷路を用いて,ラットの学習と記憶能力を測定した。前頭前葉でのNMDA-NR1とNMDA-NR2Bの分布と発現を,免疫蛍光組織化学とウエスタンブロット法によって,それぞれ検査した。【結果】参照記憶の待ち時間は2群で減少したが,ADモデルラットの減少傾向はPBSを注入された対照ラットのそれより緩徐だった(P<0.05)。作業記憶の待ち時間は,ADモデルラットで,対照ラットと比較して遅延した(P<0.05)。前頭前葉でのNMDA-NR1発現は,ADモデルラットで,対照ラットにおけるそれより有意に低かった(P<0.01)。そして,前頭前葉でのNMDA-NR2B発現は,ADモデルラットで,対照ラットにおけるそれより低かったが,それらの間に統計的差がなかった。【結論】学習と記憶能力はAβ1-40の注入によってADモデルラットで破壊されて,特に作業記憶は著明に破壊された。この破壊は,前頭葉前部でのNMDAの低い発現に関係があった。それは,前頭前葉でのNMDAが学習と記憶の保守に関与することを部分的に明らかにした。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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