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J-GLOBAL ID:201202214057898477   整理番号:12A0658393

バナジウムマイクロアロイド炭素鋼の相変態と降伏強さについての予測モデル化

Model for Predicting Phase Transformation and Yield Strength of Vanadium Microalloyed Carbon Steels
著者 (9件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 669-678 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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バナジウムマイクロアロイド炭素鋼(V-鋼)の再結晶,相変態と降伏強さについての統合された予想モデルを開発した。再結晶へのバナジウム添加に2つの効果が想定された。1つは溶質ドラッグの結晶粒界移動への効果である。もう片方はオーステナイト中のバナジウム炭化物(VC)析出物によるオーステナイト粒成長のピン止め効果である。オーステナイト粒度は相変態時の結晶粒隅角部,結晶粒界と結晶粒内部における核形成密度による制御変数であると考えられる。炭素濃度と駆動力のパラ平衡を含む変態について熱力学データをThermoCalcソフトウェアを用いて計算した。バナジウム添加はフェライト中のα/γ界面のVC析出をもたらし,これら,は,α/γ界面におけるオーステナイト中の炭素の拡散速度を加速して粒内フェライト変態の核生成サイトを増大させた。その結果,フェライト分率と結晶粒度が増大する。Brandtモデルによりパーライト変態の予測を行った。ラメラ間隔は,炭素濃度と過冷却の関数と考えられる。合金元素,フェライトとパーライト分率,フェライト粒径とラメラ間隔を取入れて,Vフリー鋼の強度の予測について説明した。次に,改変Ashby-Orowan方程式を使用してV-鋼のVC析出強化を計算した。本モデルを用いて得られた計算結果は実験結果と良好に一致した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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組織的硬化現象  ,  金属相変態 
引用文献 (33件):
  • 1) Y. Estrin: in Unified Constitutive Laws of Plastic Deformation, ed. by A. S. Krausz and K. Krausz. Academic Press, London, (1996), 69.
  • 2) Y. C. Lin, M. S. Chen and J. Zhong: J. Mater. Process. Tech., 209 (2009), 2477.
  • 3) C. A. C. Imbert and H. J. McQueen: Mater. Sci. Eng. A, 313 (2001), 104.
  • 4) I. Salvatori, T. Inoue and K. Nagai: ISIJ Int., 42 (2002), 744.
  • 5) P. L. Mao, G. Y. Su and K. Yang: Mater. Sci. Technol., 18 (2002), 892.
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