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J-GLOBAL ID:201202214062837656   整理番号:12A0276970

ニューレグリン-1前処理は,PI3K/Akt-依存性機構を介して虚血/再灌流障害から心臓を保護する

Neuregulin-1 preconditioning protects the heart against ischemia/reperfusion injury through a PI3K/Akt-dependent mechanism
著者 (8件):
資料名:
巻: 123  号: 24  ページ: 3597-3604  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ニューレグリン-1(NRG-1)は,心筋ErbB受容体の配位子であり,心臓における調節性動きによる蛋白質メディエイタである。本研究は,NRG-1前処理が心筋虚血/再灌流(I/R)損傷およびその潜在的機序に関して保護作用を持つかどうかを調査した。【方法】著者らは,再灌流(3時間)に続く誘発された心筋虚血(45分)で,in vivoでのラットモデルを作製した。NRG-1メッセージを,RT-PCRを使用して心臓において検出し,NRG-1およびErbB4の蛋白質濃度を,ウエスタンブロット法分析により検出した。梗塞サイズを,染色薬剤塩化トリフェニルテトラゾリウムを使用して評価し,心機能を連続的に監視した。血漿におけるクレアチンキナーゼおよび乳酸デヒドロゲナーゼの濃度を,心臓損傷の程度を評価するために分析した。心臓アポトーシスの範囲を,末端デオキシヌクレオチド転移酵素により媒介されるdUTPニック端末標識(TUNEL)定量および,分割カスパーゼ-3のウエスタンブロット法分析により評価した。著者らは,NRG-1により誘発された心保護のに関して,心筋層およびPI3K/Akt抑制の効果におけるAktのリン酸化反応を調査した。【結果】NRG-1およびそのErbB4受容体のリン酸化反応の転写および発現は,I/R心臓において有意に上方制御された。NRG-1前処置は,in vivoで4μg/kgの最適濃度で,濃度依存的方法において,心臓I/R後の梗塞サイズを減少させた。4μg/kgによる静注でのNRG-1前処.は,血漿クレアチンキナーゼおよび乳酸デヒドロゲナーゼ濃度を著明に低下させた。また,NRG-1による前処置は,I/R心臓において有意にTUNEL陽性の筋細胞の割合および分割カスパーゼ-3の濃度を低下させた。NRG-1による前処置は,I/R後でAktのリン酸化反応を有意に増加させた。さらに,NRG-1により誘導された梗塞サイズを制限している心保護的効果は,P13K抑制神経LY294002の共投与により無効にされた。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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