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J-GLOBAL ID：201202214067398197   整理番号：12A1215710

量子ドット分子における超高速電荷及びスピン動力学のプロービング

Probing ultrafast charge and spin dynamics in a quantum dot molecule

著者 (9件)： MUELLER Kai (Technische Univ. Muenchen, Munich, DEU) ,  BECHTOLD Alexander (Technische Univ. Muenchen, Munich, DEU) ,  RUPPERT Claudia (TU Dortmund, Dortmund, DEU) ,  KRENNER Hubert J. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  BICHLER Max (Technische Univ. Muenchen, Munich, DEU) ,  VILLAS-BOAS J. M. (Universidade Federal de Uberlandia, MG, BRA) ,  ABSTREITER Gerhard (Technische Univ. Muenchen, Munich, DEU) ,  BETZ Markus (TU Dortmund, Dortmund, DEU) ,  FINLEY Jonathan J. (Technische Univ. Muenchen, Munich, DEU)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8260  ページ： 826002.1-826002.9  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超高速ポンププローブ光電流分光を用いて1対のInGaAs自己集合量子ドットを垂直積層して形成した人工分子における僅かのフェルミオン電荷とスピンのダイナミクスを直接プローブした。電子と正孔のトンネル時間を電場の関数として決定し,2つのドット間で共鳴トンネリングが起きる時に電子のトンネル時間が共鳴を示すことを示した。この状態でトンネル結合されたエネルギー準位は電子が数ピコ秒以内で脱出することを容易にする中間状態を提供する。軌道状態が数meVだけ離調すると,音響フォノンの放出を含む非弾性散乱が電荷輸送ダイナミクスを支配することを見出した。これらの結果は光励起された励起子が5ps以内の時間スケールで量子ドット分子内で空間的に分離され,単一正孔スピンの超高速初期化を96%以上の純度で可能にすることを実証する。このようなスピン選択光電流応答は超高速時間スケールでのスピンダイナミクスをプローブする方法に道を開く。

シソーラス用語： ヒ化ガリウムインジウム ,  化合物半導体 ,  *量子ドット ,  *動力学 ,  自己集合 ,  ポンププローブ法 ,  スペクトロスコピー ,  *共鳴トンネル効果 ,  フォノン ,  *光電流
準シソーラス用語： *結合量子ドット ,  *スピン動力学 ,  光電流分光法 ,  音響フォノン ,  正孔スピン

分類 (2件)： 界面の電気的性質一般  (BM03081H) ,  光伝導,光起電力  (BM03050J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 量子ドット分子 ,  電荷 ,  スピン動力学