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J-GLOBAL ID:201202214080584510   整理番号:12A0139488

「芽-分岐した」ナノチューブを有するポリ(フッ化ビニリデン)ナノ複合材料の靭性化と強化

Toughening and reinforcement of poly(vinylidene fluoride) nanocomposites with “bud-branched” nanotubes
著者 (8件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 263-268  発行年: 2012年01月18日 
JST資料番号: H0433A  ISSN: 0266-3538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多層カーボンナノチューブ(MWCNT)表面上に金属粒子を成長して作製された,芽-分岐したナノチューブを使ってポリ(フッ化ビニリデン)(PVDF)ベースのナノ複合材料を調製した。示差走査熱量測定(DSC)結果から,MWCNTおよび芽-分岐したナノチューブの導入が両方とも結晶化温度を上昇し,一方Tm(融解温度),ΔHc(融解エンタルピー)とΔHm(結晶化エンタルピー)の有意な変化は起こっていなかった。広角X線回折(WAXD)試験結果から,α-相が純粋なPVDFとそのナノ複合材料の両方に対する支配相であり,MWCNTと芽-分岐したナノチューブの添加が結晶構造を変化させない,ことが分った。動的機械分析(DMA)試験から,芽-分岐したナノチューブが平滑MWCNTよりも貯蔵弾性率を増大するのに遥かに効率的である,ことが分った。加えて,有意なTg(ガラス転移温度)変化がMWCNTと芽-分岐したナノチューブの添加によって観察された。引張試験から,MWCNTと芽-分岐したナノチューブの導入が弾性係数を増大している,ことが分った。しかし,破壊靭性に於ける劇的な減少がPVDF/MWCNTナノ複合材料で観察された。PVDF/芽-分岐したナノチューブナノ複合材料では,破壊靭性の可なりの改良がPVDF/MWCNTナノ複合材料に比べて観察された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質  ,  強化プラスチックの成形  ,  炭素とその化合物  ,  充填剤,補強材  ,  金属の結晶成長 

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