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J-GLOBAL ID：201202214102063608   整理番号：12A0145615

バルクナノ構造化熱電材料: 現在の研究と将来展望

Bulk nanostructured thermoelectric materials: current research and future prospects

著者 (4件)： MINNICH A. J. (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  DRESSELHAUS M. S. (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  REN Z. F. (Boston Coll., MA) ,  CHEN G. (Massachusetts Inst. Technol., MA)
資料名： Energy & Environmental Science  (Energy & Environmental Science)
巻： 2  号： 5  ページ： 466-479  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： W2306A  ISSN： 1754-5692  CODEN： EESNBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱電気は熱を電気に直接転換できることから,潜在的に転換可能なエネルギー変換技術として認められている。この可能性にも拘らず,熱電素子は,効率の低さのため一般的に利用されておらず,今日では信頼性と単純性が性能よりも重視されるニッチ市場でのみ利用されている。しかし,ナノ構造化熱電材料の創造が可能になり,熱電特性の改善に顕著な進歩がみられ,近い将来新たな場面での熱電の利用が始まりそうである。様々な型式のナノ構造化材料のうち,バルクナノ構造化材料は,大量生産が可能で,既存の熱電素子構成と両立できることから,最も有望である。これらの材料の第一世代が商業化されつつあるが,次世代の創造にはこれらの複雑な材料中のキャリアー輸送の基本的な理解が必要となる。本総説ではバルクナノ構造化材料の原理と現状を紹介し,キャリア輸送の未解答の疑問のいくつかを述べ,現在の研究がいかに対応しているかを述べた。最後に,次世代のバルクナノ構造化材料へ導くいくつかの研究方向を論じた。

シソーラス用語： *熱電素子 ,  *ナノ構造 ,  *熱電材料 ,  温度差発電 ,  電気特性 ,  熱電効果 ,  ナノ複合材料
準シソーラス用語： *ナノ構造化熱電材料 ,  熱電特性 ,  ナノ複合体

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (5件)： バルク ,  ナノ構造 ,  熱電材料 ,  研究 ,  将来展望