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J-GLOBAL ID:201202214158511760   整理番号:12A1567906

[Ni(NHC)RCN]2の発見およびピリジン生成のための環状付加触媒としての役割

The Discovery of [Ni(NHC)RCN]2 Species and Their Role as Cycloaddition Catalysts for the Formation of Pyridines
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 36  ページ: 15154-15162  発行年: 2012年09月12日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヘキサン中Ni(COD),IPr[1,3-ビス-(2,6-ジイソプロピルフェニル)イミダゾール-2-イリデン]およびCH3CNから二量体[Ni(IPr)CH3CN]2を高収率で得た。X線結晶解析によると1つのニトリルは2つのNi原子にη1-およびη2-モードで結合していた。5mol%の二量体を触媒とし,トルエン中室温で2,2-(2-ブチニル)マロン酸ジメチル(ジイン)とニトリルとの[2+2+2]環状付加反応を行い,5員環が縮合したピリジンを得た。CH3CN,PhCN,4-トリフルオロメチルベンゾニトリル,4-メトキシベンゾニトリルが66~96%で生成物を与えた。各種2量体とジインとの量論量の実験では収率は30%程度であった。しかし二量体と相当するニトリルを加えて反応を行うと収率は向上した。CH3CN由来の二量体とCD3CNを用いて反応を行うと生成物にCD3基が取り込まれた。CH3CN由来の二量体とPhCNを用いた交差反応でも生成物にフェニル基が導入された。CH3CNおよびPhCN由来の二量体を当量混ぜても混合二量体は生成しなかった。CH3CN由来の二量体は別途加えたCD3CNやPhCNと交換した。この反応は[Ni(IPr)CH3CN]2に1次,IPr,ニトリルおよびジインに対し0次であった。これらをもとに反応機構を提案した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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コバルトとニッケルの錯体  ,  ピリジンのその他の縮合誘導体 
物質索引 (10件):
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