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J-GLOBAL ID:201202214212358883   整理番号:12A1612608

ビス-ベンズイミダゾールジアミド配位子で官能化された銅ナノ複合体 サイズ,共アニオン依存伝導性の効果とバンドギャップ研究

Copper nano composites functionalized by bis-benzimidazole diamide ligand: Effect of size, co-anion dependent conductivity and band gap studies
著者 (3件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 118-128  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビス-ベンズイミダゾールジアミド配位子でキャップした銅(I)および銅(II)ナノ複合体を逆ミセル法で調製し,CHNS,FTIR,<sup>1</sup>H NMR,TEMおよびDLS研究を用いてキャラクタライズした。すべての粒子が10と70 nmの範囲にある球である。これらはCu(II)/Cu(I)還元処理による擬可逆レドックス波を示す。Eg1′値はNO<sub>3</sub>- < Cl<sup>-</sup> < SCN<sup>-</sup>のように陽極的にシフトする。このナノ複合体の電気化学的なHOMOとLUMOのバンドギャップ(Eg1′)は,それぞれ,+1.80 (NO3-),+2.80 (Cl<sup>-</sup>)および+4.10 (SCN<sup>-</sup>) eVである。しかしながら,このナノ複合体の光学バンドギャップ(E<sub>g1</sub>)をその吸収端から計算し,1.77と4.13 eVの間にある。蛍光の研究から,ナノ複合体はそれ自身,配位子に関してエンハンサーおよび消光剤として挙動することを明らかにした。量子収率(φ)は0.008から0.02光子に変化する。活性化エネルギーは34から54 kJ mol<sup>-1</sup>の範囲にあり,遊離のビス-ベンズイミダゾールジアミド配位子(137 kJ mol<sup>-1</sup>)に比べて極めて低い。さらに,低い活性化エネルギーは,これら複合体のナノサイズを再び強調している。室温で,dc伝導率は1 × 10<sup>-4</sup>-9.33 × 10<sup>-4</sup> S cm<sup>-1</sup> [NO3- > SCN<sup>-</sup> > Cl<sup>-</sup>]の間にあり,これらが半導体絶縁体界面にあることを示唆している。すべてのナノ複合体に関し室温で,ニトラートを共アニオンとして含むナノ複合体に関しては室温より下で,誘電定数,誘電損失およびac伝導率を測定した。この伝導率は相関障壁ホッピング(CBH)機構に従うことが見出され;指数因子(s)は,0.5から1に変化する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体 

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