抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火災調査員が作成する火災調査書では文字が中心であるが,消防職員と民間人で構成する「ナガサキ防火研究会」を発足させ,火災の事案ごとにまんがで表現することを試み,ウエブサイトで紹介することにした。更に一般の住民にも防火の関心を持ってもらうために簡単に操作できるタッチパネル式PCを製作することにしたので,それらの状況を紹介した。はじめに,この防火啓発機器のコンテンツとして,1)出火原因の再現,2)防火まんが集,3)防火クイズなどにつき示した。次に,興味をひくための工夫として,人の出入する場所でののぼりの作成,待ち受け画面の工夫,男女・年齢別の場面を設けそれに触れないと先へ進めない設定とし「ログ」を取ることなどの考慮点を示した。更に,これらの効果として,長崎市役所本館玄関ロビーに設置した結果として,有効な防火啓発手段であることを示した。最後に,防災まちづくり大賞の住宅防火部門の最高位である「総務大臣賞」を受賞したことを示した。