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J-GLOBAL ID:201202214244547955   整理番号:12A0171334

腫瘍微小環境において乳酸は間質癌腫関連線維芽細胞と解糖腫瘍細胞間の代謝協同のメディエーターである

Lactate is a mediator of metabolic cooperation between stromal carcinoma associated fibroblasts and glycolytic tumor cells in the tumor microenvironment
著者 (7件):
資料名:
巻: 318  号:ページ: 326-335  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト間葉系幹細胞(hMSC)は,腫瘍進行に関与する骨髄由来間質細胞である。著者等は乳癌細胞が低酸素状態下でインターロイキン-6(IL-6)を高レベルに分泌し,それにより低酸素状態にある腫瘍細胞方向にhMSCが動員されることを早くに紹介している。著者等は(i)MDA-MB-231細胞が,20%O2下よりも低酸素(1%O2)下において乳酸を非常に高レベルに分泌する(3倍),(ii)乳酸はシグナル伝達経路を活性化することにより腫瘍細胞方向にhMSCを動員し,移動を増強することを発見した。hMSCにおいて機能的MCT1発現をするmRNAと蛋白質は乳酸曝露に応答して増加した。これに従い著者等は,腫瘍微小環境のhMSCと間質癌腫関連線維芽細胞(CAF)が腫瘍細胞から放出された乳酸を吸収し,それをエネルギー源として利用する能力を持つと仮定した。13NMR分光測定により本仮定を支持すべく,hMSCとCAFにおいて13C-乳酸が13C-αケトグルタル酸に変換されるということが示された。本知見によれば,これはhMSCとCAFが腫瘍細胞により産生される乳酸を利用できることを証明する,in vitroにおける最初のモデル系である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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