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J-GLOBAL ID:201202214255649229   整理番号:12A0584206

水泳プールにおける有機-Nモデル前駆体の塩素消毒での残留塩素およびDBPsへのUV254照射の影響

Effects of UV254 irradiation on residual chlorine and DBPs in chlorination of model organic-N precursors in swimming pools
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2674-2682  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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紫外線(UV)照射は塩素処理プールにおける2次消毒プロセスとして一般的に適用されている。UV系システムは水泳プール水および大気化学を改善することが報告されているが,今日までこれら知見はほとんどが逸話的である。本研究の目的は,水泳プールで重要な有機-N前駆体の塩素消毒へのUV照射の影響を評価することであった。ヒトの汗および尿における有機-Nの主成分であるクレアチニン,L-アルギニン,L-ヒスチジン,グリシン,および尿素を前駆体として選択して,いくつかのDBPs(消毒副生成物)および残留塩素の時間的経過挙動を研究するUV254照射下および非照射下でのバッチ実験で使用した。さらに,2か所の遊泳プールからの水サンプルを222nmおよび254nmの単色波長でUV照射して液相化学の変化を評価した。UV254照射はいくつかの塩素化N-DBPsの形成および/または減衰を促進して,遊離塩素消費率も増加した。UV照射は溶液から無機クロラミン(例えばNCl3)を損失した。クレアチニンからのジクロロメチルアミン(CH3NCl2)形成が,溶液中に遊離塩素が存在するときにUV照射により促進されたが,遊離塩素が消耗されるとCH3NCl2光減衰が認められた。ジクロロアセトニトリル(CNCHCl2)形成(L-ヒスチジンおよびL-アルギニンから)はUV254照射により溶液中に遊離塩素が存在する間推進された。同様に,UV照射はL-ヒスチジン,L-アルギニン,およびグリシンの塩素消毒から塩化シアン(CNCl)形成を遊離塩素が減少するまで増幅することが認められた。塩素処理水泳プール水のUV照射実験からの結果は前駆体のUV/塩素消毒からなるモデル実験結果と本研究で測定した残留塩素およびDBPsの挙動に関して定性的に一致した。結果はUV254照射がプール環境における塩素化N-DBPsの形成および/または分解におけるいくつかの反応を促進することを示した。DBP形成の増大はUV照射で促進されるDBP形成における律速段階による機構と一致した。これら反応の促進も遊離塩素消費率を増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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用水の化学的処理  ,  滅菌法  ,  建物内の給排水・衛生設備 
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