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J-GLOBAL ID：201202214256356705   整理番号：12A0895567

多層カーボンナノチューブの構造欠陥の起源

Origin of structural defects in multiwall carbon nanotube

著者 (3件)： HEMBRAM K.P.S.S. (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND) ,  HEMBRAM K.P.S.S. (Purdue Univ., IN, USA) ,  MOHAN RAO G. (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND)
資料名： Materials Letters  (Materials Letters)
巻： 72  ページ： 68-70  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： E0935A  ISSN： 0167-577X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多層カーボンナノチューブの欠陥には構造的欠陥,再混成(sp²とsp³の間の電子状態),不完全な結合欠陥,および炭素以外の他の元素によるドーピングがあり,それはその本来の特性を変える。本研究ではその欠陥形成のメカニズムを調べるために,意図して欠陥を持った多層カーボンナノチューブを作製した。MWCNTsをベンゼンとの熱分解により作製した。そしてフェロセンを触媒として使用した。高分解能透過電子顕微鏡(HRTEM)でCNTsの層構造と表面の特徴を調べた。He-NeレーザによるRamanスペクトルでCNTsの黒鉛の性質を調べた。その結果,軸加重を持ったMWCTNの内部と外部の間の圧力不均衡がMWCNTの初期段階の弱い部分により影響を与えること,後の段階でも変形した初期段階構造は曲げを引き起こし,同心軸のずれた壁をそれゆえに不完全にして,変形構造を持ち続けることを解明した。

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  格子欠陥 ,  芳香族炭化水素 ,  熱分解 ,  フェロセン ,  触媒 ,  層状組織 ,  表面性状 ,  黒鉛化 ,  *ゆがみ ,  *曲げ ,  変形
準シソーラス用語： *構造欠陥 ,  層状構造 ,  表面特性

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の格子欠陥  (BK12050B)

物質索引 (1件)： ベンゼン

タイトルに関連する用語 (3件)： 多層カーボンナノチューブ ,  構造欠陥 ,  起源