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J-GLOBAL ID：201202214275745119   整理番号：12A0509261

乳癌原因と予防における内分泌活性物質

Endocrine-active chemicals in mammary cancer causation and prevention

著者 (5件)： JENKINS Sarah (Dep. of Pharmacology and Toxicology, Univ. of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL, USA) ,  BETANCOURT Angela M. (Dep. of Pharmacology and Toxicology, Univ. of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL, USA) ,  WANG Jun (Dep. of Pharmacology and Toxicology, Univ. of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL, USA) ,  LAMARTINIERE Coral A. (Dep. of Pharmacology and Toxicology, Univ. of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL, USA) ,  LAMARTINIERE Coral A. (UAB Comprehensive Cancer Center, Univ. of Alabama at Birmingham, Birmingham, AL, USA)
資料名： Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology  (Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology)
巻： 129  号： 3-5  ページ： 191-200  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： C0595A  ISSN： 0960-0760  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内分泌活性物質は生理的ホルモンを変化させ,あるいは模倣する。これらの化合物は広範な起源に由来し,最近の研究はこれらの化合物のいくつかへの広範囲なヒト曝露が示されている。エストラジールのヒト乳癌原因の役割が示されて,エストロゲンシグナリングに干渉する内分泌活性物質が乳癌の高発生率の原因となる潜在的因子を構成する。本レビューの目的はいくつかの一般的な内分泌活性物質とそれらの乳癌原因あるいは予防におけるそれらの個々の役割を調べることである。プラスチック成分,ビスフェノールA(BPA),合成エストロゲン,ジエチルスチルベストロール(DES),有機物燃焼副生成物,2,3,7,8-テトラクロロジベンソ-p-ジオキシン(TCDD),ダイズ成分,ゲニステインおよび赤色ブドウフィトアレキシン,レスベラトロールは,互いにいくらか構造的類似性を有している。しかしながら,これらの構造的類似性にかかわらず,これらの物質のin vitroとin vivo特性は,乳癌原因と予防に関して大変異なっている。生涯の初めにBPAとDESに曝露すると,化学物質誘導乳癌発生に対する齧歯類感受性を増加させた。これに対して,初期のゲニステインとレスベラトロールへの曝露は,化学物質誘導と自然発生乳癌に対して齧歯類を保護した。TCDDも,化学物資誘導乳癌を乳腺成熟の遅延を通して増加させた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乳房腫瘍 ,  *内分泌撹乱物質 ,  抗腫瘍作用 ,  齧歯類 ,  発癌 ,  エストロゲン ,  ステロイド ,  フェノール類 ,  ジオール ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  イソフラボノイド ,  多価フェノール ,  ヒドロキシケトン ,  オレフィン化合物 ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： 化学発癌

分類 (1件)： 発癌機序・因子  (GE02020C)

物質索引 (6件)： (17β)-エストラジオール ,  2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン ,  ゲニステイン ,  ジエチルスチルベストロール ,  ビスフェノールA ,  レスベラトロール

タイトルに関連する用語 (4件)： 乳癌 ,  原因 ,  予防 ,  内分泌活性物質