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J-GLOBAL ID：201202214339097264   整理番号：12A0347309

エタノール水溶液におけるリグニン抽出とリグニン解重合の組合せによるフェノール類生産のための新しい方法

Novel Method for Production of Phenolics by Combining Lignin Extraction with Lignin Depolymerization in Aqueous Ethanol

著者 (4件)： YE Yueyuan (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  ZHANG Yu (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  FAN Juan (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  CHANG Jie (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 51  号： 1  ページ： 103-110  発行年： 2012年01月11日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェノール類生産のためのエタノール水溶液によるリグニン抽出と触媒なしの水熱解重合の組合せプロセスを開発し,この新しい組合せ方法によって酵素的加水分解トウモロコシ茎から高付加価値フェノールを得た。リグニン水熱解重合のための最適条件を決定し,生成物をGC-MS,GPCおよびFT-IRでキャラクタリゼーションした。523Kと2.0MPaにおいてリグニン解重合生成物の分布に対する滞留時間の影響を調べた。生成物収率に対する反応温度498~573Kとエタノール濃度の影響を調べた。その結果,次のことが分かった。1)高純度(>78%)のリグニンが65vol%エタノール水溶液を用いて酵素的加水分解トウモロコシ茎から効果的に抽出される,2)リグニン解重合のための最適プロセス条件は65vol.%エタノール水溶液,533K,90minである,3)このプロセスで得られるフェノール類は4-エチルフェノール,4-ビニルフェノール,グアヤコールなどである。

シソーラス用語： *リグニン ,  抽出 ,  *解重合 ,  *フェノール類 ,  熱分解 ,  滞留時間 ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  穀類副産物 ,  作物残渣 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： トウモロコシ穂軸 ,  酵素的加水分解 ,  水熱分解法

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： エタノール水溶液 ,  リグニン ,  解重合 ,  組合せ ,  フェノール類