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J-GLOBAL ID：201202214372696726   整理番号：12A1378611

生細胞における単分子解析により検出されたヘレグリンとErbB蛋白質の間の相互作用の動的変動

Dynamically varying interactions between heregulin and ErbB proteins detected by single-molecule analysis in living cells

著者 (4件)： HIROSHIMA Michio (RIKEN, Wako, JPN) ,  SAEKI Yuko (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  OKADA-HATAKEYAMA Mariko (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  SAKO Yasushi (RIKEN, Wako, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 35  ページ： 13984-13989  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラメチルローダミン(TMR)標識したヘレグリン(HRG)を用いて,HRGとその受容体であるErbB3/B4の相互作用を斜照明蛍光顕微鏡により観察し,単分子イメージング技術により結合および解離を求めた。ヒト乳癌細胞株MCF7における解析から,HRGがErbB3/B4の単量体,プレ二量体および一個のHRGが結合した二量体に対して,異なる結合様式を持つことが示唆された。二個のHRGが結合したErbB二量体からの一個目のHRGの解離が迅速なのに対して,二個目のHRGの解離は遅かった。HRGが結合したErbB単量体からのHRGの解離速度は,これらの中間であった。単量体および二量体ErbBからのHRGの解離速度の違いは,細胞表面におけるHRG結合の低親和性および高親和性部位を決定する要素であると結論付けた。

シソーラス用語： 細胞 ,  *EGF【成長因子】 ,  *EGF受容体 ,  蛍光標識 ,  蛍光顕微鏡 ,  MCF7細胞 ,  単分子反応 ,  会合平衡 ,  解離平衡 ,  二量体 ,  ヒト
準シソーラス用語： 生細胞 ,  *ヘレグリン ,  *ErbB3 ,  *ErbB4 ,  一分子反応 ,  ヘテロ二量体

分類 (1件)： サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 生細胞 ,  単分子 ,  解析 ,  ヘレグリン ,  ErbB ,  蛋白質 ,  相互作用 ,  動的変動