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J-GLOBAL ID:201202214374420698   整理番号:12A0599905

乳牛舎におけるバーンクリーナピットに設置するふん尿分離装置

著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 56-59  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: Y0106B  ISSN: 2186-9537  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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乳牛舎から排出されるふん尿は,バーンクリーナなどの搬送機械やローダなどの作業機を使用して搬送される際にふんと尿が混合して泥ねい化する。この泥ねい化したふん尿混合物は高水分のため,後工程の堆肥化処理において副資材使用量の増大による堆肥生産コストの増加や堆肥化施設の大型化による建設費の増加,並びに堆肥の品質低下を招く等の原因となる。そこで,バーンクリーナによるふん尿の搬送過程で,尿由来の液分を分離・回収して,ふん尿混合物の水分を低下させる装置を開発し,その性能を調査した。ふん尿分離装置は防振金具,振動モータ,スクリーン(メッシュ開き目0.6mm)で構成し,乳牛舎に設備されたバーンクリーナの水平走行個所のコンクリートピットの一部をはつり,縦,横,深さ各300mm程度の装置を収容する空間を設け,その中に収容した。スクリーンはピットのフロアと同じ水平面になるよう配置し,バーンクリーナブレードによってかき寄せられて移送されてきたふんまたは尿が,振動するスクリーン上を通過するとき振動するスクリーンによって液状分が濾され,固形分と分離する。京都府農林水産技術センター畜産センターの乳牛舎(タイストール方式)の既設のバーンクリーナ水平走行部の終末部にふん尿分離装置を設置したところ,715kg(水分86.4%)の敷料を含むふん尿に対して30kg(水分93.2%)の分離液を回収し,分離後の水分は85.8%に減少した。またふん尿分離装置の分離液のCODはガーゼで濾した分離液に比べて低く,尿由来でと判断した。試作したふん尿分離後,毎日数回稼動し2年2ケ月を経過しているが,スクリーンの洗浄を要する目詰りや,破損などは発生していないが,分離液に長期間浸漬していたモータの絶縁が劣化した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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農業廃棄物処理 
引用文献 (1件):
  • 1)下水試験方法(1984)(社)日本下水道協会
タイトルに関連する用語 (3件):
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