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J-GLOBAL ID：201202214403031167   整理番号：12A0664416

無線マルチホップ通信のための最大流量算出手法の評価

Evaluation of Maximum Flow Algorithm in Wireless Multihop Networks

著者 (2件)： 辰野友祐紀 (東京電機大 大学院未来科学研究科) ,  桧垣博章 (東京電機大 大学院未来科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 477(AN2011 84-92)  ページ： 111-118  発行年： 2012年03月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,無線マルチホップネットワークにおいて,送信元無線ノードから送信先無線ノードまでの最大流量を求める手法について議論する。これまでに,有線ネットワークを対象としたフォード・ファルカーソンのアルゴリズムを無線信号が相互に干渉する無線マルチホップネットワークに適用可能となるように,容量を通信リンクではなくノードに対して定め,晒し端末と隠れ端末の関係に基づいて流量増加路を規定する方法を明らかにした。しかし,流量増加路にループを含むと最大流量を得ることができない問題がある。そこで本論文では,無線マルチホップネットワークにおける単一流量増加路内および複数流量増加路間で形成され得るループ等価な状態を明らかにする。また,これを回避する流量増加路探索手法を構成し,これが探索計算時間を短縮することをシミュレーション実験によって示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線伝送 ,  流量 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  通信網 ,  アルゴリズム ,  干渉 ,  端末装置 ,  ループ ,  *経路選定 ,  計算機シミュレーション ,  システム評価 ,  *通信操作
準シソーラス用語： ノード【通信】 ,  マルチホップネットワーク ,  最大流量 ,  *無線マルチホップ通信

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  ネットワーク法  (KA03040X)

引用文献 (4件)：

• DORAN, A. Networks and Algorithms : An Introductory Approach. 1993
• FORD, L. R. Maximum Flow through a Network. Canadian Journal of Mathematics. 1956, 8, 399-404
• 辰野. 無線マルチホップ配送における通信容量予約手法. 情報処理学会第72回全国大会論文集, 2010. 2010, 3, 151-152
• 辰野. 無線マルチホップネットワークにおける最大通信量を求めるための拡張ラベリング法. 第19回情報処理学会マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集, 2011. 2011, 1-8

タイトルに関連する用語 (5件)： 無線 ,  マルチホップ通信 ,  流量 ,  手法 ,  評価