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J-GLOBAL ID：201202214406976898   整理番号：12A1328902

ナノ粒子PEG化試剤のカルボキシルエステラーゼで誘起される加水分解

Carboxylesterase-Triggered Hydrolysis of Nanoparticle PEGylating Agents

著者 (5件)： HOWARD Melissa D. (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  LU Xiuling (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  RINEHART John J. (Univ. Kentucky, Kentucky, USA) ,  JAY Michael (Univ. North Carolina at Chapel Hill, North Carolina, USA) ,  DZIUBLA Thomas D. (Univ. Kentucky, Kentucky, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 33  ページ： 12030-12037  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレングリコール(PEG)による固体脂質ナノ粒子(SLN)の表面被覆の安定性について,カルボキシルエステラーゼを用いて評価を行った。SLN懸濁液は酵素にさらすことにより30分以内に白濁し,一部のナノ粒子の分解が生じていることを示唆する。透過型電子顕微鏡画像から見る限り酵素処理を行ったSLNのモルフォロジーはコントロール試料と変わりがなかったが,粒子サイズは減少していた。SLNはミセルに対し何らかの保護作用を提供するが,PEG6000のステアリン酸エステルは15分以内に迅速に分解した。ポリソルベート60の加水分解はより遅く2時間でたった36%であった。以上の実験は,ヒトに比べかなり高いプラズマエステラーゼ活性をもつと考えられる小動物でのin vivo実験を行う前にPEG表面被覆の安定性を確かめる必要があることを示している。

シソーラス用語： *カルボキシルエステラーゼ ,  *ポリエチレンオキシド ,  加水分解 ,  *ナノ粒子 ,  *被覆 ,  *安定性 ,  分解 ,  高分子界面活性剤 ,  *表面被覆
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール ,  ポリソルベート ,  *固体脂質ナノ粒子

分類 (2件)： 界面化学一般  (CB12010J) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ粒子 ,  PEG化 ,  試剤 ,  カルボキシルエステラーゼ ,  誘起 ,  加水分解