文献
J-GLOBAL ID:201202214410912993   整理番号:12A0444033

加齢ラットにおける老化による内皮の機能不全はスフィンゴシン-1-リン酸受容体-2の上方制御に起因する

Senescent endothelial dysfunction is attributed to the up-regulation of sphingosine-1-phosphate receptor-2 in aged rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 363  号: 1-2  ページ: 217-224  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は種々の細胞型において多くの生化学的活性を調節している。多くのS1P調節性機能はS1P受容体サブタイプにより媒介されている。先行研究により,S1P受容体2(S1P2受容体)はin vitroにおける内皮細胞の老化に関与していることが示されている。しかしながら,生理学的環境におけるS1P2受容体媒介性のシグナル伝達経路の機能的帰結については,今のところ分かっていない。本研究の主な目的は,幼若および加齢ラットから単離した肺微小血管内皮細胞(PMEC)における加齢に関連した機能障害の機構を,in vivoにおいて調べることである。PMECにおけるS1P受容体サブタイプの発現を,RT-PCRおよびウェスタンブロット解析を用いて検出した。PMECの走化性を,トランスウエル遊走アッセイを用いて測定した。内皮の形態形成アッセイは3次元マトリゲル中で行った。損傷治癒アッセイを初代PMEC単層のスクラッチ損傷モデルを用いて行った。加齢ラットから単離したPMECではS1P2受容体が著しく増加し,S1P調節性の応答が強く阻害されることが観察された。さらに,老化したPMECにおける加齢に関連した機能損傷は,S1P2受容体を下方制御することにより消失した。これらの結果から,老化したPMECのin vivoにおける機能障害(走化性,損傷治癒および形態形成応答など)は,S1P2受容体により媒介されることが示された。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  老化と死  ,  脂質一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る