文献
J-GLOBAL ID:201202214421196149   整理番号:12A0623458

太陽光H2発生のための合成触媒を担持したコロイド状金属酸化物粒子

Colloidal metal oxide particles loaded with synthetic catalysts for solar H2 production
著者 (3件):
資料名:
巻: 155  ページ: 191-205  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
合成コバロキシムプロトン還元触媒触媒(CoP)を担持した光活性ルテニウム色素([Ru(bpy)3])増感金属酸化物(TiO2)ナノ粒子からなる半導体コロイド粒子アセンブリーを合成し,その特性を調べた。このコロイド系は,pHが中性の溶液中,適当な犠牲電子ドナー共存下,可視光照射によってH2を発生する。コバロキシムに対するルテニウム光増感剤(RuP)担持率を変えてその最適条件を調べた。CoP:RuP比が2:1(コロイド反応混合物中での割合)のとき,光活性は最大値を与えた: 10h,可視光照射下でH2収率は600±32μmolH2h-1(gTiO2)-1。全ターンオーバ数は108±9molH2(molCoP)-1,H2発生量は4340±240μmolH2(gTiO2)-1,約87μmolH2(m2TiO2)-1。TiO2への触媒の結合は系が効率的に働くためには必須であり,そのため,CoPとRuPは各々,1個または2個のホスホン酸リンカー基を含む。新しいホスホナートエステル基を含むCoP類似化合物,[CoCl(ジメチルグリオキシマート)2(ジエチルピリジル-4-ホスホナート)](1)を合成し,その性質を比較した。錯体1はTiO2に対しごく少量吸着し,1をRuP修飾TiO2と共に可視光照射するとH2生成速度は減少した(182±8μmolH2h-1(gTiO2)-1)。この結果は,1のTiO2に対する親和性の低さがその分散系の光活性の低下をもたらしていると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コバルトとニッケルの錯体  ,  光化学反応  ,  電気化学反応 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る