文献

J-GLOBAL ID：201202214423527100   整理番号：12A1464421

激しく硝化が進行した水におけるpH調整による硝化制御

Nitrification control by adjusting pH in severely nitrified bulkwaters

著者 (2件)： SARKER D.C. (Curtin Univ., WA, AUS) ,  SATHASIVAN A. (Curtin Univ., WA, AUS)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 12  号： 5  ページ： 683-690  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硝化の制御は複雑で金が掛かる。特に,硝化が激しい硝化段階に進んだときにはそうである。このような条件のとき,事業体は通常,再塩素化を適用するが,あまりうまくいかない。pHの調整は事業体にとっても有利である。しかし,pHを上げるべきか下げるべきかはっきりしない,またpH調整はクロラミン分解プロファイル(殺菌剤)及びアンモニア(食物)濃度も変える。この挙動が硝化細菌の活性に最終的にどう影響するかを理解することが重要である。われわれは硝化が激しく進行中のバルク水をサンプリングし,どのpHが最も有利かどうかを見るため,現実的な範囲内でpHを調整した。結果は,pHのわずかな上昇でも残留クロラミンを保護し,硝化細菌の活性を抑制できることが分った。

シソーラス用語： *クロラミン ,  減衰 ,  アンモニア ,  *硝化 ,  *調整 ,  システム
準シソーラス用語： クロラミン減衰 ,  遊離アンモニア ,  *pH調整 ,  配水系

分類 (1件)： 用水の化学的処理  (SC02040E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 硝化 ,  水 ,  pH調整