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J-GLOBAL ID:201202214455740751   整理番号:12A0528022

グリセロールによる機序に基づく不活化に抵抗してより長鎖の1,2-ジオールに作用する補酵素B12依存的ジオールデヒドラターゼの再設計

Redesign of coenzyme B12 dependent diol dehydratase to be resistant to the mechanism-based inactivation by glycerol and act on longer chain 1,2-diols
著者 (12件):
資料名:
巻: 279  号:ページ: 793-804  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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補酵素B12依存的ジオールデヒドラターゼは,グリセロールにより機序に基づく不活化を示す。またGS構造にグリセロールが結合して不活性化することが報告されている。そこでシアノコバラミンとグリセロールとのジオールデヒドラターゼ複合体のX線構造を分析し,メカニズムを検討する。グリセロールの3-OH基は,GS構造のGlnα336ではなく,Serα301と水素結合することがわかった。Sα301A,Qα336A,Sα301A/Qα336A変異酵素のグリセロールに対するkinactは野生型より小さかった。kcat /kinactは,Sα301AとQα336A変異体の不活性化抵抗性を示し,Serα301とGlnα336の不活化への関与を示唆した。(S)-1,2-プロパンジオールに対する選択性はこれらの変異体で減少した。二重のアミノ酸置換で長鎖の基質への活性が増加したのは,基質結合用のスペースが生じたからであると考えられる。
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分類 (2件):
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分子構造  ,  酵素一般 

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