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J-GLOBAL ID：201202214522536560   整理番号：12A0062893

東北地方太平洋沖地震におけるダムの挙動と観測された地震動

著者 (6件)： 山口嘉一 (土木研究所つくば中央研究所) ,  金銅将史 (土木研究所つくば中央研究所) ,  小堀俊英 (土木研究所つくば中央研究所) ,  三石真也 (土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター) ,  鳥居謙一 (国土技術政策総合研) ,  山本陽子 (国土技術政策総合研)
資料名： ダム技術  (Engineering for Dams)
号： 303  ページ： 23-36  発行年： 2011年12月15日 
JST資料番号： Y0579A  ISSN： 0289-9639  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震によるダムの地震時挙動や変状に関する情報と地震動の特徴を報告した。ダム管理者による臨時点検結果等を受け,国土交通省と土木研究所が現地調査を実施した。臨時点検は,実施基準に準拠したものと自主的なものを含め計363ダムで行なわれた。その結果,変状等のほとんどは天端舗装のクラックなどで,緊急措置まで必要なものではなかった。コンクリートダムの現地調査の結果を提示した。安全性に重大な影響を及ぼす被害は確認されなかった。ダム基礎部に設置された地震計で最大水平加速度100gal以上を記録したダムを一覧表で示した。距離減衰特性や加速度応答スペクトルを考察した。

シソーラス用語： *大地震 ,  *ダム ,  ダム管理 ,  地震動 ,  状態 ,  現地調査 ,  地震計 ,  減衰 ,  震災
準シソーラス用語： 距離減衰 ,  *東北地方太平洋沖地震 ,  変状

分類 (3件)： ダム一般  (RC16010D) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (13件)：

• 1)地震調査研究推進本部地震調査委員会:「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の評価」,2011年4月http://www.jishin.go.jp/main/chousa/11apr_sanriku-oki3/index.htm
• 2)国土交通省河川局河川環境課:地震発生後のダム臨時点検結果の報告について,2005年9月
• 3)松本徳久,佐々木隆雨宮宏文:東北地方太平洋沖地震のダムへの影響一福島県南部一,ダム技術,No,296,pp.48-54,2011年5月
• 4)国土交通省国土技術政策総合研究所,独立行政法人土木研究所:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震土木施設災害調査速報,国土技術政策総合研究所資料第646号/土木研究所資料第4202号,2011年7月
• 5)Yoshikazu YAMAGUCHI, Masafumi KONDO, Toshihide KOBORI, Shinya MITSUISHI and Toshio OKAZUMI: Safety Inspections and Seismic Behavior of Dams During the 2011 Off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake, The 24 th ICOLD Congress, 2012 (投稿中)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東北地方太平洋沖地震 ,  ダム ,  挙動 ,  観測 ,  地震動