抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分子動力学法及び量子Sutton-Chen多体ポテンシャルにより,液体金属Cu系の迅速固化過程に対する計算機を使って追跡シミュレーション研究を行った。Honeycutt-Andersen(HA)の指数法及びクラスタ型指数法(CTIM)を使って,金属Cu原子の結合型及びクラスタ形状を分析した。その系での非晶質構造は,主に3通りの1551,1541及び1431結合型から成り立っていた。二十面体クラスタ(120120)及びほかの基本的多面体の(12282),(131102),(13364),(141103),(14284)及び(14365)が,液体からガラスに転移する際に重要な役割を果たしていることが分った。その系で形成されたナノクラスタは,互いにつながり合うことによる幾つかの基本的多面体から成り立っており,気体沈着及びイオン飛沫で得られたそれらとは区別された。一対の分布関数g(r)曲線,HA結合型,基本的クラスタ型及び1原子当たりの平均容積を分析することにより,液体金属Cuのガラス転移温度Tgは,冷却速度1.0×1014K/sの時に約673Kであることが判明した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST