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J-GLOBAL ID：201202214763586682   整理番号：12A0955332

線形に変化する磁界中での単一スピンの反転時間

Switching time of a single spin in linearly varying field

著者 (6件)： UESAKA Yasutaro (Coll. of Engineering, Nihon Univ., Koriyama, Fukushima 963-8642, JPN) ,  SUZUKI Yoshio (Coll. of Engineering, Nihon Univ., Koriyama, Fukushima 963-8642, JPN) ,  KITAKAMI Osamu (IMRAM, Tohoku Univ., 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, JPN) ,  NAKATANI Yoshinobu (Univ. of Electro-communications, Chofu, Tokyo 182-8585, JPN) ,  HAYASHI Nobuo (Independent, Kichijyoji, 2-2-22, Kichijyojikita, Musashinoshi, Tokyo 180-0001, JPN) ,  FUKUSHIMA Hiroshi (Independent, 3-73, Honda, Midoriki, Chiba 266-0005, JPN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 12  ページ： 123907-123907-5  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： われわれは,Landau-Lifshitz-Gilbert方程式に基づいたマイクロマグネティクスシミュレーションにより時間内に直線的に変化する磁界の下での単一スピンの反転時間を検討した。スイッチング磁界または保磁力より大きい印加磁界ではスピンの反転に十分ではなく,しかも,一定の印加持続時間も必要であった。われわれは,磁界の対時間変化率が10×γH_k²以上に大きい時,C₁=∫(H-H₁)dtで定義されたC₁の値は一定であったことが判明した。ここでγはg値=2の時のジャイロ磁気モーメント比,Hは印加磁界,H₁は定数であり,H_kはスピンの異方性磁界である。積分範囲はスピンが反転し始める時から反転時間までである。方程式は一定の磁界H内での式C₀=(H-H₀)τ_swの一般形である。ここでC₀およびH₀は定数,τ_swは反転時間である。われわれはH>>H_K領域でのC₀とdH/dt>10×γH_KK²領域でのC₁とは全く同じだが,H₁はH₀とは一致しないことを見出した。われわれは,ヘッド磁界の立ち上がり時間が記録媒体の反転磁界と反転時間には非常に小さな効果しか示さないことを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： スピン ,  *時間 ,  *スピンフロップ ,  計算機シミュレーション ,  保磁力 ,  *磁場効果 ,  *記憶媒体 ,  媒質
準シソーラス用語： 単一スピン ,  *反転時間 ,  マイクロマグネティクスシミュレーション

分類 (1件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 線形 ,  磁界 ,  スピン ,  反転時間