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J-GLOBAL ID:201202214825558613   整理番号:12A0276901

肺癌におけるPHPT1蛋白質発現の臨床的重要性

Clinical significance of PHPT1 protein expression in lung cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 123  号: 22  ページ: 3247-3251  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】先行試験において,著者らは14-kD燐酸ヒスチジンホスファターゼ(PHPT1)の発現が肺癌細胞移動および浸潤と関係し,肺癌組織におけるPHPT1mRNA発現レベルは臨床的にリンパ節転移と相関していることがわかった。本研究において,著者らは肺癌において,更にPHPT1蛋白質の発現を調査することを意図した。【方法】肺癌146個からの組織標本および肺癌に隣接した正常組織30個におけるPHPT1蛋白質の発現を,免疫組織化学的方法を使用して評価した。フィッシャーの正確検定を,こうした組織型においてPHPT1蛋白質の発現パターンを分析するため使用した。一方,著者らは肺癌におけるPHPT1蛋白質の発現と臨床病理特徴との間の相関を調査した。【結果】有意に高いPHPT1蛋白質の発現濃度は,肺癌(23.33%)に隣接した正常組織より,肺癌サンプル(53.42%)で見つかった(P=0.003)。フィッシャーの正確検定は,PHPT1蛋白質(P=0.02)の発現と正に相関している肺癌段階を示し,リンパ節転移による肺癌サンプルは,リンパ節転移のない検体より高いPHPT1蛋白質発現を示した(P=0.016)。【結論】本研究の結果は,肺癌組織におけるPHPT1mRNA発現の著者らの先行研究から所見と一致し,PHPT1蛋白質が肺癌の発癌および転移と密接に関係していることを強く示唆する。このように,治療ターゲッティングPHPT1(抑制またはサイレンシング)は,肺癌患者に対して潜在的に有益であることが可能であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  呼吸器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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