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J-GLOBAL ID:201202214858514530   整理番号:12A1421174

DNAホスホロチオアート化の立体効果に関する理論研究:Rp-ホスホロチオアート化DNAにおけるB-螺旋不安定化

Theoretical Study on Steric Effects of DNA Phosphorothioation: B-Helical Destabilization in Rp-Phosphorothioated DNA
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巻: 116  号: 35  ページ: 10639-10648  発行年: 2012年09月06日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホスフェートの非架橋酸素置換した硫黄を用いるホスホロチオアート化は細菌DNA電気泳動に姿を現してきた。チオ置換DNAの構造特性を理解するため,ホスファート/ホスホロチオアート結合と主鎖ねじれの相対的エネルギー間の相関を調べた。二乗相関係数r20.90~0.95を生じる主鎖ねじり変数に対するエネルギースコーリング関数を構築するため量子力学法,PBE1PBE(CPCM,溶媒=水)//PBE1PBE/6-31+G(2df)の理論水準によって計算した相対的エネルギーを使用した。ホスホロチオアート化によるDNAエネルギー変化をDNA結晶学的データベース(NBD)中ホスフェート結合のホスフェートとホスホロチオアート間の相対的エネルギー差でもって推定した。結果として,Rp-ホスホロチオアート化は2.7±3.4kcak/molほどB螺旋構造の相対的エネルギーをシフトして約95%結合を不安定化し,一方,-1.4±2.4kcak/molほどSp-ホスホロチオアート化はデータセット中84%以上結合を安定化した。B螺旋構造不安定化はRp-ホスホロチオアートの硫黄原子とBヘリックス中溝壁上のデオキシリボースの隣接C-H基間立体効果によって生じるらしい。非架橋ホスホロチオアート上の主鎖ねじりαとζを含むP-Oの強化剛性によって不相応な相互作用を証明した。Bヘリックスは最も優先的なDNA二重螺旋構造であり,Rp-ホスホロチオアート化は最近見いだされた細菌チオ-DNAにおける例外的立体配置であるので,観測した立体特異性不安定性相関は生物学的DNA-ホスホロチオアート化の構造-機能関係を反映している。
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分類 (1件):
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核酸一般 

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