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J-GLOBAL ID：201202214954830281   整理番号：12A0230626

cis-1,4-ポリイソプレンの瞬間的に歪をかけた試料における高速および低速結晶化過程の検出

Detection of fast and slow crystallization processes in instantaneously-strained samples of cis-1,4-polyisoprene

著者 (5件)： TOSAKA Masatoshi (Inst. for Chemical Res., Kyoto Univ., Gokasho, Uji, Kyoto 611-0011, JPN) ,  SENOO Kazunobu (Kobe Fundamental Res. Lab., Sumitomo Bakelite Co. Ltd., 1-1-5 Murotani, Nishi-ku, Kobe, Hyogo 651-2241, JPN) ,  SATO Kenta (Kobe Fundamental Res. Lab., Sumitomo Bakelite Co. Ltd., 1-1-5 Murotani, Nishi-ku, Kobe, Hyogo 651-2241, JPN) ,  NODA Miki (Kobe Fundamental Res. Lab., Sumitomo Bakelite Co. Ltd., 1-1-5 Murotani, Nishi-ku, Kobe, Hyogo 651-2241, JPN) ,  OHTA Noboru (SPring-8/JASRI, 1-1-1 Kouto, Sayo-cho, Sayo-gun, Hyogo 679-5198, JPN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 53  号： 3  ページ： 864-872  発行年： 2012年02月02日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規に設計した高速引張試験機を用いて,天然ゴム(NR)および合成cis-1,4-ポリイソプレン(IR)の架橋試料を瞬時に所定の歪比,α_sに拡大した。変形停止後の結晶化挙動を研究した。高サイクル広角X線回折(WAXD)測定により,最初の数百ミリ秒以内に結晶化の抜本的な進行を明らかにすることができた。回折強度の定量的分析から,高速および低速結晶化過程の共存が明らかになった;これらの過程のために時間定数τ_fとτ_sおよび振幅I_fとI_sをそれぞれ評価した。α_sに対するI_fおよびI_sのほぼ線形依存性が明らかになった。延伸方向に平行および垂直の両方向における微結晶サイズは時間平均公称応力の増加に伴い減少した。結晶格子は平均公称応力に伴いほぼ直線的に変形した。高速過程では,結晶化と応力緩和の相関関係は認識できなかったが,低速過程ではそれらの間の線形関係が判明した。すべての場合に,歪誘起結晶化は応力緩和の主要な起源であることが分かった。結果に基づき,重合体融解物の結晶化に及ぼす歪の影響について考察した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリイソプレン ,  *結晶化 ,  *応力緩和 ,  射出成形 ,  天然ゴム ,  加硫 ,  X線回折 ,  晶析速度
準シソーラス用語： *歪み誘起結晶化

分類 (2件)： 物理的性質一般  (YH02021U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (8件)： CIS ,  ポリイソプレン ,  瞬間 ,  歪 ,  試料 ,  低速 ,  結晶化 ,  過程