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J-GLOBAL ID:201202214992277464   整理番号:12A0879613

里山保全と地域再生

著者 (1件):
資料名:
巻: 2011  ページ: 7-11  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: Z0598B  ISSN: 1881-9605  資料種別: 年次報告 (Y)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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能登の里山は,貴重な地域資源として国際的に認知され,2011年6月に世界農業遺産に認定された。活性化の契機として期待されるが,里山を保全する義務を負った。農村は,就業人口の減少・高齢化が進み,とくに中山間地域で耕作放棄地が増加している。里山は,鳥獣害が多い,集中豪雨に伴う土砂崩れなどを受けやすく,農村住民から見ると,交通が不便,働き口や医療施設が少ないなど生活面の問題点も多い。このため,里山保全とそれによる地域再生の重要性,緊急性が叫ばれている。地域再生への新しい動きでは,里山での自然体験や農業体験への関心が高まっている。里山がもつ国土保全,環境保全等の多面的機能は,農村住民だけでなく,下流域の都市住民を含む国民全体が享受するものとの認識から,ボランティアによる里山保全活動やNPOが増加している。中山間地域の農業は,平地に比べて省力化と規模拡大によるコスト低減には不利であるので,地域特産物を利活用し加工等の高付加価値化による活路が求められ,延長線上に6次産業化がある。代表的事例として,農産物直売所が増加している。石川県内直売所へのアンケート調査結果から,直売活動が地域に元気を与えているとの回答を得た。奥能登の再生のための直売所の課題は,出荷者の高齢化による後継者確保,地場産食材を用いた加工食品の開発とそのブランド化が上げられた。
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分類 (2件):
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農業経済,農業経営  ,  開発,再開発,都市整備 
タイトルに関連する用語 (2件):
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