抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的 1992~2007年の中国成都の一般人の血圧(BP)変化を調べる。方法 CVD危険因子のベースライン調査を1992年成都一般人で実施した。35-64歳の成人をランダムに1365名を対象とした。2007年には1061名の対象者の追跡調査を完了した。結果 1)収縮期血圧(SBP)は男女ともに年齢と共に上昇し,老人で大きく上がった。拡張期血圧(DBP)は年齢と共に増加はするが,45~54歳群では最少の上昇であった。2)2007年の50-64歳は1992年の同年代よりもSBPが高く,DBPでこの傾向は男性に見られたが女性ではなかった。3)高血圧症罹患率は1992~2007年に増加し,若年層で増加がより大であった。4)15年間の高血圧症罹患率は男性で13.2%から51.2%へ,女性で14.0%から45.1%となり,2007年の50-64歳は1992年の同年代よりも高血圧症罹患率が高い。結論 SBPとDBPは加齢で増加し,若年層での増加が大きい。高血圧症罹患率は加齢とともに増加し,若年層での増加が大きい。50-64歳では女性のDBPを除き,高血圧症罹患率,SBP,DBPが1992年より2007年で高かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST