抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バブルの崩壊後,日本企業はグローバル市場から後退を余儀なくされている。その主な原因は,新事業や新製品の産業化の前に立ちはだかる「ダーウィンの海」と呼ばれる障壁を日本企業が渡れなくなってしまったことにある。本論では,この事実を論証するとともに,その行き詰まりを打開する有効な戦略として,モジュール化経営に属する新IM統合モデルを提唱した。日本企業のグローバル市場における後退の事実を示し,現代の経営課題である「魔の川」,「死の谷」,ならびに「ダーウィンの海」障壁について解説した。 また,グローバル市場の変化と日本企業後退の理由を述べ,日本企業が「ダーウィンの海」障壁を超えるための新しいモジュール化経営戦略(新IM統合モデル)」を紹介するとともに,その実施例を示した。