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J-GLOBAL ID:201202215332918757   整理番号:12A0363241

超高速液体クロマトグラフィー結合タンデム質量分析を用いてヒト血漿中のCYP3A基質ミダゾラム及びその主な代謝物の1′-ヒドロキシミダゾラムのフェムトモル濃度の定量

Quantification of femtomolar concentrations of the CYP3A substrate midazolam and its main metabolite 1′-hydroxymidazolam in human plasma using ultra performance liquid chromatography coupled to tandem mass spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 2439-2450  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾジアゼピンミダゾラムは表現型シトクロムP450 3A活性に用いられたプローブ薬である。この状況で,効果的な鎮静濃度は必要とされないし,望まれもしない。事実非常に低い投与量の使用は有利である。それ故,著者らはヒト血漿中のミダゾラム及び1′-ヒドロキシミダゾラムのフェムトモル定量化用検定法を開発し,検証した。血漿(0.25mL)及び96穴ベースの固相抽出は試料生成用に使用された。抽出回収率は両分析質とも75及び92%の間にあった。抽出物はぎ酸,アンモニア及びアセトニトリルより成る高速勾配付Waters BEH C18 1.7μmUPLCカラム上,2分以内にクロマトグラフにかけられた。ミダゾラム及び1′-ヒドロキシミダゾラムは重水素-や<sup>13</sup>C-標識内部標準及び多重反応モニタリングモードにおける正のエレクトロスプレイタンデム質量分析を用いて定量され,それは50fg/mL(154fmol/L)及び250fg/mL(733fmol/L)という低い定量限界及び<20%の相対精度をもたらした。検量濃度範囲は>0.99の相関係数を持ってミダゾラム(0.05~250pg/mL)及び1′-ヒドロキシミダゾラム(0.25~125pg/mL)で直線性を示した。両分析質にとって検量範囲におけるバッチ内及びバッチ間の精度は<14%及び<12%であった。イオン抑制は検出されなかった。血漿マトリックス効果はミダゾラム(1′-ヒドロキシミダゾラム)で<15%(<25%)まで極小化された。検定は単回経口マイクログラム用量(1~100μg)の投与後,二人のボランティアでミダゾラムの動力学を評価するために成功裡に応用された。この超高感度検定はミダゾラムをほんの1μg投与後でさえ,少なくとも10時間のミダゾラム及び1′-ヒドロキシミダゾラムの動力学を定量することを可能にした。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
引用文献 (30件):
  • Guengerich FP (2003) Cytochromes P450, drugs, and diseases. Mol Interv 3:194-204
  • Michalets EL (1998) Update: clinically significant cytochrome P-450 drug interactions. Pharmacotherapy 18:84-112
  • Breimer DD, Schellens JH (1990) A “cocktail” strategy to assess in vivo oxidative drug metabolism in humans. Trends Pharmacol Sci 11:223-225
  • Christensen M, Andersson K, Dalén P, Mirghani RA, Muirhead GJ, Nordmark A, Tybring G, Wahlberg A, Yaşar U, Bertilsson L (2003) The Karolinska cocktail for phenotyping of five human cytochrome P450 enzymes. Clin Pharmacol Ther 73:517-528
  • Zhou H, Tong Z, McLeod JF (2004) “Cocktail” approaches and strategies in drug development: valuable tool or flawed science? J Clin Pharmacol 44:120-134
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