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J-GLOBAL ID:201202215611805342   整理番号:11A1994492

光開始エマルション重合によるアミノ官能化ポリスチレンナノ粒子の調製

PREPARATION OF AMINO-FUNCTIONALIZED POLYSTYRENE NANOPARTICLES BY PHOTOINITIATED EMULSION POLYMERIZATION
著者 (3件):
資料名:
号: 12  ページ: 1451-1457  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0847A  ISSN: 1000-3304  CODEN: GAXUE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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簡便な方法でアミノ官能化ポリスチレンナノ粒子を調製した。最初に,ジクロロメタン中で4-ビニルベンジルクロリドと1,3-プロパンジアミンとの置換反応により,アミノ官能化モノマーのN-(3-アミノプロピル)-p-ビニルベンジルイミン(CVPD)を合成した。そして,光開始剤として水溶性の4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル-(2-ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン(イルガキュア2959),界面活性剤として臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)を用いて,UV誘発エマルション重合により,スチレンとN-(3-アミノプロピル)-p-ビニルベンジルイミンとの共重合体のナノ-ラテックスを合成した。界面活性剤量は,全系に対して0.1wt%0.8wt%だけであり,通常のナノ粒子の合成で使用するミクロミクロエマルション重合のそれより非常に少ない。透過型電子顕微鏡(TEM)および動的光散乱(DLS)により,P(St-co-CVPD)ナノ粒子の直径および直径分布を評価した。Fourier変換赤外分光法(FTIR)および核磁気共鳴(NMR)から,共重合体中のアミノ基は明白であり,アミノ基量はニンヒドリン反応により計算した。重合系に及ぼすSt/CVPDの比,開始剤の濃度,界面活性剤の濃度および紫外線の強度の影響をそれぞれ研究した。結果から,この方法により,直径30600nm,アミノ基含量1.2×10-51.6×10-4モル/gを有するアミノ官能化ポリスチレン粒子を簡便に調製することができた。エマルション重合系の重合速度は速く,モノマー転化は60分内で80%に達することができる。アミノ基含量は,St/CVPDの比を変えることにより,制御できる。St/CVPDの比,開始剤の濃度,界面活性剤の濃度および紫外線の強度を変えることにより,粒子サイズを調整できる。
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分類 (1件):
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ポリスチレン 
物質索引 (3件):
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