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J-GLOBAL ID：201202215666559243   整理番号：12A1288763

合成の植食動物(害虫)誘発植物揮発性物質の処理はフィールドでの天敵の寄生を促進する

Application of synthetic herbivore-induced plant volatiles causes increased parasitism of herbivores in the field

著者 (6件)： UEFUNE M. (Kyoto Univ., Shiga, JPN) ,  CHOH Y. (Kyoto Univ., Shiga, JPN) ,  ABE J. (National Agricultural Res. Center for Western Region, Kyoto, JPN) ,  SHIOJIRI K. (Kyoto Univ., Shiga, JPN) ,  SANO K. (Soda Aromatic Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  TAKABAYASHI J. (Kyoto Univ., Shiga, JPN)
資料名： Journal of Applied Entomology  (Journal of Applied Entomology)
巻： 136  号： 8  ページ： 561-567  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0584A  ISSN： 0931-2048  CODEN： ZANEAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コナガ(DBM)(Plutella xylostella;鱗翅類,コナガ科)幼虫の寄生バチCotesia vestalis(膜翅類:コマユバチ科)はコナガの幼虫によって加害されたアブラナ科植物からの揮発性物質に誘引され,4種類のDBM-が誘発した植物揮発性物質のブレンド品が誘引の原因であることを報告してきた。ここでは,4つの合成物を放出するための特別に設計したディスペンサーを用いて,無傷のコマツナ(Brassica rapa var. perviridis)への寄生バチの誘引について検討した。実験は,以前に使用したアクリルボックスの約1000倍の大きさの気象コントロール室で実施した。C.vestalisの雌は3mの距離からディスペンサーを用いて処理した無傷のコマツナに誘引された。また,フィールドでのDBM幼虫への寄生率に対する揮発性物質ブレンド品の効果を検討した。ディスペンサー処理し,DBMが加害したコマツナの入った3つの小さな容器,および,加害された植物のみを入れた3つの容器を置き,12,30および70m離してDBM幼虫とC.vestalisの個体群を配置した。DBMへの寄生率はコントロールよりもディスペンサーを処理した区で明らかに高く,ブレンド品はDBMの制御に利用できることが分かった。

シソーラス用語： 害虫 ,  *揮発分 ,  *天敵 ,  *コナガ ,  *寄生バチ ,  幼虫 ,  アブラナ科 ,  コマツナ ,  誘引作用 ,  *植物揮発性物質 ,  *ガ ,  *無脊椎動物

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  生物的防除  (FC05030B) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 植食動物 ,  害虫 ,  誘発 ,  植物揮発性物質 ,  フィールド ,  天敵 ,  寄生 ,  促進