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J-GLOBAL ID:201202215702395791   整理番号:12A1000840

癌放射線治療に対するPEG被覆金ナノ粒子のサイズ依存性放射線増感

Size-dependent radiosensitization of PEG-coated gold nanoparticles for cancer radiation therapy
著者 (7件):
資料名:
巻: 33  号: 27  ページ: 6408-6419  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金ナノ粒子は放射線増感剤として着想?が,一次薬物スクリーニングに対する重要な課題の1つは,金ナノ粒子のどのようなサイズが放射線効果を最適に増強することができるかということである。ここでは,4.8,12.1,27.3,及び46.6nmのPEG被覆金ナノ粒子のin vitro及びin vivoでの放射線増感研究を実施した。In vitroでの結果は,PEG被覆金ナノ粒子の全サイズはγ線照射後に癌細胞生存の顕著な減少をもたらすことを示した。12.1及び27.3nmのPEG被覆金ナノ粒子は細胞内で分散性分布を示し,細胞アポトーシス及び壊死の両方によって,4.8及び46.6nmの粒子よりも強力な増感効果を認めた。さらに,in vivoでの結果もまた,PEG被覆金ナノ粒子の全サイズは5Gy照射後に腫瘍体積及び重量を顕著に減少し,12.1及び27.3nmのPEG被覆金ナノ粒子が4.8及び46.6nmの粒子よりも大きな増感効果を認め,それは腫瘍のほぼ完全な消失を導くことを示した。In vivoでの生体内分布は,12.1及び27.3nmのPEG被覆金ナノ粒子が腫瘍に高濃度で蓄積されることを確認した。病理,免疫反応,及び血液生化学は,PEG被覆金ナノ粒子は脾臓及び腎臓損傷を引き起こさないが,肝臓損傷及び金蓄積を生じることを示した。12.1及び27.3nmのPEG被覆金ナノ粒子は高い放射線感受性を示し,これらの結果は可能な放射線療法及び薬物送達に対する重要な指標を有すると結論付けられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの放射線療法  ,  製剤一般  ,  医用素材 

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