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J-GLOBAL ID:201202215720737357   整理番号:12A1719975

中国におけるMSW焼却からの温室効果ガスの排出:廃棄物特性とエネルギー回収の影響

Greenhouse gas emissions from MSW incineration in China: Impacts of waste characteristics and energy recovery
著者 (5件):
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巻: 32  号: 12  ページ: 2552-2560  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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都市固形廃棄物焼却(MSWI)で排出される温室効果ガス(GHG)の量の決定は複雑である。これはプロセスに存在するGHGの寄与と削減のためである。中国におけるMSWIからのGHG排出へ影響する決定的な因子を識別するために,GHG会計モデルを確立し,中国の異なる地域に存在する6都市に適用した。計算の結果,多くの都市においてMSWIはGHGの排出源であり,排出量は25~207 kg CO2-eq t-1 rwとなった。プロセスの全ての段階で,都市固形廃棄物(MSW)燃焼からの化石燃料のCO2排出が主な原因であり(111~254 kg CO2-eq t-1 rw)一方,発電による置き換えはGHGの排出を150~247 kg CO2-eq t-1 rwだけ削減した。化石燃料起源の炭素含有量と廃棄物の低い熱量の影響により,MSW中のプラスチックと食品廃棄物の含有量はMSWIがGHG排出へ影響する重大な因子であった。MSW中の食品廃棄物の量を半分にすると,MSWIによるGHG排出は顕著に減少し,この減少量はウルムチと天津のMSWIをGHG発生源からGHG吸収源へ変換した。中国の6都市におけるGHG排出をヨーロッパの国々の排出と比較すると,ヨーロッパの高いエネルギー回収効率はGHG排出を大幅に削減することが明らかとなった。発電後の余剰熱の回収は6都市のMSWIをGHG吸収源に変換する対策となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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ごみ処理  ,  環境問題  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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