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J-GLOBAL ID:201202215837587925   整理番号:12A1162280

せん断強化した膜濾過による酪農廃水の処理:ファウラントの役割

Treatment of dairy effluent by shear-enhanced membrane filtration: The role of foulants
著者 (6件):
資料名:
巻: 96  ページ: 194-203  発行年: 2012年08月21日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膜ろ過による酪農廃水の処理は,再利用可能水と栄養分の両方を回収することを可能にするが,それらがフラックス低下の原因となり,濃度分極と品質劣化を引き起こし,濃度分極とそれに続く膜の汚れによって,その利点は弱体化される。この研究では,フラックスの低下を制御するために,酪農廃水をせん断強化膜ろ過により処理しファウラントの役割を解析した。酪農廃水の限外ろ過(UF)は,タンパク質の吸着や堆積がフラックス低下原因であり,膜の親水性改質によりこの汚れを低減することができた。ナノろ過(NF)のために,フラックス低下はカゼインミセルの存在によって軽減され,カゼインはUFの前処理で除去した場合に,ホエータンパク質はカルシウムブリッジを介して凝集し,NF濃縮の間に深刻なフラックス減退が生じる。タンパク質のほとんどはUFの前処理によって保持されている場合でも,遊離カルシウムイオンは高濃縮係数におけるフラックスの低下を誘導し,カゼインミセルの不在のために増加した。この結論は,回転ディスク・モジュール(RDM)のためだけでなく,低エネルギー消費で大きな膜面積で利用可能であり,振動せん断が強化されたプロセス(VSEP)のためだけでなく有効であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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農業廃棄物の廃水処理  ,  ろ過,遠心分離  ,  膜分離 

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