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J-GLOBAL ID:201202215838635010   整理番号:11A1556649

進行した前立腺癌の治療における最大アンドロゲン遮断対単独去勢の有効性: 中国の医療センターからの遡及的臨床経験

Efficacy of maximal androgen blockade versus castration alone in the treatment of advanced prostate cancer: a retrospective clinical experience from a Chinese medical centre
著者 (11件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 718-727  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2559A  ISSN: 1008-682X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本遡及的研究において,進行した前立腺癌を有する中国人患者における最大アンドロゲン遮断(MAB)対単独去勢の有効性および毒性を評価/比較した。1996~2004年まで,進行した前立腺癌患者608名が本研究に含まれた。患者を,異なる最適治療計画に従って2群に遡及的に分割した。患者608名のうち,300名はMAB(去勢+非ステロイド性抗アンドロゲン物質)を用いて治療を受け,残りの308名は去勢単独の治療を受けた。こうした患者の2年全生存率および5年全生存率は,それぞれ73.7%および56%であった。多変量解析により,転移性前立腺癌患者において,去勢単独と比較して,MABは無進行生存(PFS)の改善(10か月で増加した)だけでなく死亡率リスクの20.6%の減少とも関係していることが示された。対照的に,MABの有効性は,非転移性前立腺癌患者に対し去勢単独より優れていなかった。興味深いことに,MABを有する患者の間で,ビカルタミドを使用している人々は,フルタミドを使用している人々より長いPFSを有し,これは,特に転移性前立腺癌患者でもそうであった。ホルモン療法による毒性のほぼすべては,軽度から中等度で対処可能であった。終わりに,中国で,MABおよび去勢単独を含むホルモン療法は進行した前立腺癌の標準治療であった。非転移性前立腺癌患者に対し,去勢単独は十分に実用的および効率的である可能性がある。しかし,転移性前立腺癌患者に対し,MABは去勢単独より優勢な有効性を有する。MABが転移性前立腺癌患者に対する第一線の標準的治療法と考えられなければならないことは明らかである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の基礎医学 

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