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J-GLOBAL ID：201202215884628656   整理番号：12A1618067

エラストマーを上手につかいこなすために 熱硬化性ポリウレタンエラストマーの動的粘弾性測定〈動的粘弾性パラメータの時間変化と温度特性〉

著者 (1件)： 足立廣正 (名古屋市工研)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 63  号： 11  ページ： 45-50  発行年： 2012年11月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリエステルアジペートとトルエンジイソシアナートの重付加反応から得た熱硬化性ポリウレタンエラストマの粘弾性測定を実施した。動的粘弾性パラメータの時間変化と温度特性を明らかにして,耐熱性,断熱性に関する検討を行った。動的弾性率の時間変化から,動的弾性率が50%低下する時間の常用対数は絶対温度の逆数の1次式で近似できることが分かった。また,昇温速度が大きくなるほど試料内部での伝熱速度低下に起因して動的圧縮弾性率,圧縮損失正接(tanδ)の温度特性とも測定データは温度の高い方へシフトした。昇温速度と動的圧縮弾性率及びtanδの温度特性から求めた限界温度,転移ピーク温度とは正の直線関係にあり,それらの勾配は熱伝導率と正相関にあると考察した。

シソーラス用語： *ポリエステルウレタン ,  熱硬化性プラスチック ,  *動弾性係数 ,  *損失正接 ,  経時変化 ,  温度依存性 ,  加熱速度 ,  耐熱性 ,  熱伝導率 ,  ガラス転移点 ,  融点 ,  圧縮強さ ,  脂肪族ポリエステル ,  重付加 ,  プレポリマ ,  鎖延長反応 ,  架橋【高分子】
準シソーラス用語： 圧縮弾性率

分類 (3件)： ポリウレタン  (YH07130G) ,  物理的性質一般  (YH02021U) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： トルエンジイソシアナート

タイトルに関連する用語 (6件)： エラストマー ,  熱硬化性 ,  ポリウレタンエラストマー ,  動的粘弾性 ,  パラメータ ,  温度特性