文献
J-GLOBAL ID:201202215916744947   整理番号:11A1960608

Pinus bungeana(マツ属)松葉の電気的インピーダンス分光パラメータに及ぼすZn2+ストレスの影響

Influence of Zn(2+) Stress on Electrical Impedance Spectroscopy Parameters of Pinus bungeana Needles
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 667-672  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2349A  ISSN: 1000-1700  CODEN: SNDBE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
亜鉛重金属イオンストレス下のPinus bungeana(マツ属)松葉の膜電気特性を調べる目的で,ポット栽培の6年生Pinus bungeanaを用いて,電気的インピーダンス分光分析を行った。試験では,Zn2+ストレス(200,500,1000,2000,3000mg/L,および対照:0mg/L)下で,細胞外耐性,細胞内耐性,緩和時間,緩和時間の分配係数,高周波耐性および低周波耐性を調べた。その結果,様々な亜鉛イオン濃度下で,処理時間の増大とともに細胞外耐性および低周波耐性は増大し,細胞内耐性および高周波耐性は始め低下し,その後増大した。緩和時間は始め増大し,その後低下したが,緩和時間の分配係数は,明らかな変化がみられなかった。亜鉛イオンの処理濃度を高めても,処理7日後の各パラメータに明確な変化はみられなかったが,処理14日後では,亜鉛イオン濃度の増大とともに全てのパラメータが対照と比べて高くなった。細胞外耐性および低周波耐性は115%-235%,細胞内耐性は34%-95%それぞれ増大した。処理21日後では,緩和時間の分配係数を除いて,亜鉛イオン濃度3000mg/L下の全パラメータは対照と比べて有意に変異した。細胞外耐性および低周波耐性は129%,細胞内は232%それぞれ増大し,緩和時間は74%低下し,高周波耐性は216%増大した。処理28日後では,細胞外耐性,細胞内耐性,高周波耐性および低周波耐性は,亜鉛イオン濃度200,2000,3000mg/Lにおいて対照とは有意に異なる値を示した。最後に,亜鉛イオン処理は,14日後にPinus bungeanaの松葉を有意に害し,亜鉛イオンに対し最も感受性の高い期間であることが示された。Pinus bungeanaの松葉は,2000mg/L以上の濃度の亜鉛イオンストレスに対し耐性でないことがわかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学 

前のページに戻る