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J-GLOBAL ID：201202215917409300   整理番号：12A1457547

ポリマー配管内における樹脂劣化防止に関する一考察

著者 (2件)： 板持雄介 (日本製鋼所 広島製作所) ,  齊藤雄太 (日本製鋼所 広島製作所)
資料名： 日本製鋼所技報
号： 63  ページ： 86-89  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： F0236A  ISSN： 0369-562X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フィルムシートの押出成形品は幅広い分野で使用されており,これらの品質を損なう要因の一つとして,押出機内での樹脂劣化がある。本報では,押出機の下流に位置するポリマ配管に関する樹脂劣化防止技術の開発について解説した。1)従来の樹脂劣化防止技術:樹脂劣化の要因(樹脂温度,滞留時間,樹脂中の溶存酸素量),対策(UBスクリュ,スクリュ冷却,ステップランドフライト,フライト付け根Rの増大),2)ポリマ配管樹脂劣化防止実験:実験装置,実験方法,実験結果。樹脂流路における樹脂の滞留は剪断速度に大きく依存し,剪断速度が高いほど滞留しにくかった。表面処理の種類によって滞留の度合いは変化した。剪断速度5~10sec^-1を超えると急激に滞留しやすくなった。

シソーラス用語： *プラスチック成形 ,  プラスチックフィルム ,  押出成形 ,  *押出機 ,  劣化 ,  配管 ,  温度 ,  滞留時間 ,  溶存酸素 ,  スクリュー ,  依存性 ,  剪断速度 ,  表面処理 ,  閾値 ,  表面性状 ,  セラミック被覆 ,  クロムめっき ,  クロム化合物 ,  窒化物
準シソーラス用語： 樹脂温度 ,  せん断速度依存性 ,  窒化クロム

分類 (1件)： 押出成形  (YH04040N)

引用文献 (1件)：

• (1) 伊藤孝之著:単軸可塑化スクリュ技術要論 (1997)

タイトルに関連する用語 (3件)： ポリマー ,  配管 ,  劣化防止