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J-GLOBAL ID:201202215987012815   整理番号:12A1066547

AlCl3で共重合開始されるカチオン重合による線状イソタクチック豊富なポリ(p-メチルスチレン)の合成

Synthesis of linear isotactic-rich poly(p-methylstyrene) via cationic polymerization coinitiated with AlCl3
著者 (4件):
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巻: 53  号: 17  ページ: 3726-3734  発行年: 2012年08月02日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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H2O/AlCl3/トリフェニルアミン(TPA)又はトリエチルアミン(TEA)開始剤系によるp-メチルスチレンのカチオン重合(PMS)を,-80~-50°Cでn-ヘキサンとジクロロメタンの混合溶媒中で実施した。単量体転化率に及ぼすTPA又はTEA濃度,溶媒の極性,重合温度と時間の効果,ポリ(p-メチルスチレン)(PpMS)の数平均分子量(Mn),分子量分布(MWD,Mw/Mn),立体規則性および結晶度を検討した。p-メチルスチレンの立体特異的カチオン重合が達成可能であった,そして高分子鎖に沿って,イソタクチック豊富なセグメント(メソダイアドの75%以上)を有する高分子量(Mn=116000~436000gmol-1)の重合体が成功裡に合成可能であった。pMSの立体特異的なカチオン重合の可能な反応機構を提案した。連鎖成長反応は,増加するイオン対の分子種由来の単量体の支配的なバックサイド攻撃と挿入反応を経由して進行した。連鎖成長反応の立体的過程は,成長するイオン対の分子種と対アニオンにおける立体障害の緻密性により主に支配された。得られたイソタクチック豊富なPpMSは,180°Cの圧力下で流動誘起結晶化により10~30μmサイズの結晶形態を形成可能であった。結晶配向機構の可能なモデルを,結晶化を説明し,多重融解ピークとPpMSの低いガラス転移温度を説明するために推定した。この報告は,高分子量でイソタクチシチーをもつ結晶性高分子を得るためのp-メチルスチレンの立体特異的カチオン重合の最初の例である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  高分子固体の物理的性質 
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