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J-GLOBAL ID：201202216013846545   整理番号：12A0997780

3種類のナフタレデンSchiff塩基におけるケト-エノール互変異性の固体研究

A Solid State Study of Keto-enol Tautomerism in Three Naphthaledene Schiff Bases

著者 (5件)： PIERENS Gregory K. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  VENKATACHALAM T.K. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  BERNHARDT Paul V. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  RILEY Mark J. (Univ. Queensland, Qld, AUS) ,  REUTENS David C. (Univ. Queensland, Qld, AUS)
資料名： Australian Journal of Chemistry  (Australian Journal of Chemistry)
巻： 65  号： 5  ページ： 552-556  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0492A  ISSN： 0004-9425  CODEN： AJCHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線結晶学及び単結晶吸収分光法によって,ケト-エノール組成及び温度の影響を調べるために,構造的に関連したナフタレデンSchiff塩基3種類について詳細な研究を実施した。これら3種類の化合物の固体X線結晶学データは,温度を上げるにつれて色が黒くなるだけで,意義有る変化を示さなかった。固体及び液体試料から得たUVスペクトルはNMRデータから得た結果を支持した。固体電子スペクトルでのわずかな変化(ピーク幅及び吸収におけるわずかな増加)を2種類の化合物について観察した。これらの化合物に対して,観察したサーモクロミズムへの主な貢献要因は,温度を上げた時の吸収バンド幅の拡大であり,エノール又はケト互変異性体における変化ではないことを提唱した。

シソーラス用語： 互変異性 ,  *アゾメチン ,  結晶構造 ,  X線結晶学 ,  サーモクロミズム ,  構造異性体 ,  *芳香族アミン ,  温度依存性 ,  紫外スペクトル ,  電子スペクトル ,  固相
準シソーラス用語： *Schiff塩基 ,  UVスペクトル ,  *ケト-エノール互変異性 ,  ナフタレデンSchiff塩基 ,  互変異性体 ,  ケト-エノール

分類 (2件)： 芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF05050D) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A)

物質索引 (3件)： 1-[(Z)-(3-クロロ-4-メトキシアニリノ)メチレン]ナフタレン-2(1H)-オン ,  1-[(Z)-(4-クロロアニリノ)メチレン]ナフタレン-2(1H)-オン ,  1-[(Z)-[3-クロロ-5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジルアミノ]メチレン]ナフタレン-2(1H)-オン

タイトルに関連する用語 (4件)： Schiff塩基 ,  ケト-エノール互変異性 ,  固体 ,  研究