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J-GLOBAL ID:201202216173801157   整理番号:12A0444147

ニューヨーク州のミンクとカワウソの肝臓水銀,カドミウムと鉛:環境汚染モニタリング

Hepatic mercury, cadmium, and lead in mink and otter from New York State: monitoring environmental contamination
著者 (1件):
資料名:
巻: 184  号:ページ: 2497-2516  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの非線形プロセスは,大気放出と金属のバイオアベイラビリティとを関係づけ,この結果,生態系要素中の金属のモニタリングは,これらの生態動態をモデル化するために必要である。アメリカミンク(Neovison vison)とカワウソ(Lontra canadensis)は,金属バイオアベイラビリティのモニタリングにおける上位レベル消費者要素として役立つ可能性がある。しかし,様々な環境因子と生物濃縮金属との関係は明らかになっていないし,また人口統計学的要因も解決されていない。これらの制約に対処するために,1998~2002年にニューヨーク州で採取したミンクとカワウソの肝臓の全水銀(Hg),カドミウム(Cd)と鉛(Pb)濃度を分析した。金属濃度と景観レベル因子(自然地理学帯,水文学的単位と標高)と人口統計学的因子(性別と年齢)との間の関係を調べた。HgとCd濃度の大きな変動を,両種の自然地理学帯と水文学単位両方に関連して観測した。Hg一定で,Cd濃度は標高が高くなると予想通り増加した。Hg濃度はミンクよりカワウソで大きくなり,Cdでは少なくなった。Pb濃度はわずかな景観不均一性を示し,標高とは無関係であった。年齢関係生体内蓄積は,両種ともHgとCdで明らかであったが,Pbはなかった。HgとCd濃度は雄ミンクより雌の方が大きかったが,しかしPb濃度は雌より雄が大きかった。金属濃度に対する相対成長(体重/身長)の逆関係は,ミンクのHgとCdの性差を説明した。カワウソでは,金属濃度に性に関連した差異は見られなかった。モニタリング計画でのミンクとカワウソの適性を考察した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 

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