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J-GLOBAL ID:201202216227819952   整理番号:12A1219975

低分子ユビキチン様修飾因子E3リガーゼSIZ1による転写因子MYB30のSUMO化はArabidopsis thalianaにおけるアブシジン酸応答を媒介する

Sumoylation of transcription factor MYB30 by the small ubiquitin-like modifier E3 ligase SIZ1 mediates abscisic acid response in Arabidopsis thaliana
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資料名:
巻: 109  号: 31  ページ: 12822-12827  発行年: 2012年07月31日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Arabidopsis thalianaのアブシジン酸(ABA)シグナル伝達の構成要素を同定するために,T-DNA挿入ベースのプールに対して,ABA添加後の発芽応答変化を指標にスクリーニングを行った。ABA高感受性変異株として1303H変異株を分離した。T-DNA挿入部位の解析から1303H変異株は,転写因子MYB30をコードした遺伝子のエキソン内にT-DNA挿入を持つことが分かった。1303H変異株はMYB30を欠損したmyb30-1変異株とも類似の表現型を持っていた。遺伝学的解析から,ABAシグナル伝達の構成要素の一つであるABI5とMYB30が,パラレルな経路として様々な異なる遺伝子セットを調節していることが分かった。MYB30はK283に推定上のSUMO化部位を有しており,K283R変異体はSUMO E3リガーゼSIZ1を介したSUMO化を受けなかった。野生型MYB30の導入はmyb30変異株におけるABA高感受性をレスキューしたのに対し,K283R変異体の発現は部分的にしかレスキューしなかった。野生型植物におけるMYB30の過剰発現はABA非感受性表現型を導いたのに対し,siz1変異株における過剰発現は表現型に影響しなかった。siz1myb30二重変異株はABAに対してより高感受性を示した。SIZ1によるSUMO化を受けるABI5への変異の導入は,myb30変異株のABA感受性を野生型のレベルまで戻した。SIZ1によるABAおよびABI5のSUMO化が,発芽の間のABAシグナル伝達の調節に必要とされる遺伝子発現を協調的に調節していると結論付けた。
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分類 (2件):
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植物ホルモン  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
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