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J-GLOBAL ID：201202216284300203   整理番号：12A1195296

二つの大きなスコットランドの集水域における糞便性指標細菌における土地利用および水文気候の影響:スクリーニングツールとしての土地利用ベースモデルについて

Land use and hydroclimatic influences on Faecal Indicator Organisms in two large Scottish catchments: Towards land use-based models as screening tools

著者 (3件)： TETZLAFF D. ,  CAPELL R. ,  SOULSBY C.
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 434  ページ： 110-122  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スコットランドの二つの大きな,混合土地利用集水域における微生物学的汚染の評価のために糞便性大腸菌(FC)を糞便性指標細菌(FIOs)として使用した。FC数は土地利用および人口および結果として生じる栄養状態に関連して空間的に変動する。これらは改良牧草(ウシやヒツジ放牧密度に対する代理であると仮定された)に高度に被覆され,著しい人口をもつ集水域で最も高くなる。FC数は貧栄養高地で最も低いが,そこでは家畜化された動物個体数が低い。低地と高地の集水域のどちらでも,ピークFC数は夏季のフロー上昇の期間の下で発生する。しかしながら,高い栄養状態の低地農業集水域において,汚染は慢性的であるように見え,一年中発生する。それに反して,高地の源流集水域は高フロー事象に関連したより一時的なピークを示した。大規模集水域は対照的に主な水流からの流入を統合している。河川FC濃度における空間変動は第一近似として集水域特性に基づいた重回帰を使用して予測できる。土地被覆は最も重要な因子であり,改良牧草率が一次制御であり,人口が二次的に重要である。これら二つの因子は平均年間FC濃度における変動の78%を説明するが,これは95thパーセンタイルの65%である。この単純線形モデルはモニタリングされていない集水域における人口リスクの迅速評価のためのスクリーニングツールをもたらす。しかしながら,短期動力学およびピーク値の改良予測は高分解サンプリングおよびFC生成,生存および移動のプロセスベースモデルを要求する。特に重要な要求は,景観の汚染物質貯留層から河川水路ネットワークへのフラックスを制御する水文学的接続性の改良された特性である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *土地利用 ,  *大腸菌群 ,  牧草 ,  *栄養状態 ,  細菌 ,  気候 ,  スクリーニング ,  指標生物 ,  *人口 ,  家畜
準シソーラス用語： スクリーニング法 ,  季節性 ,  水文気候 ,  *糞便性大腸菌

分類 (3件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  水文学一般  (DC07010R) ,  家畜の飼養一般  (FD02010N)

タイトルに関連する用語 (9件)： スコットランド ,  集水域 ,  糞便 ,  指標細菌 ,  土地利用 ,  水文気候 ,  スクリーニング ,  ツール ,  モデル