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J-GLOBAL ID：201202216326937215   整理番号：12A0425968

中越地震後の養鯉池における復旧実態と未復旧地の立地特性

Restoration and Location Characteristics of Unrestored Plots of Koi Breeding Ponds after the Mid-Niigata Prefecture Earthquake in 2004

著者 (3件)： 坂田寧代 (石川県大 生物資源環境) ,  吉川夏樹 (新潟大 自然科学系) ,  三沢眞一 (新潟大 自然科学系)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 277  ページ： 59-64  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2004年の新潟県中越地震で被災した長岡市山古志地区M集落を対象として,養鯉池の復旧事業の実施状況を整理し,未復旧地の立地特性を分析した。結果は次のようである。経営規模で養鯉業者を分類した階層すべてに対して,新潟県創設の田直し事業は貢献した。しかし,小規模養鯉業者では未復旧地が多く発生した。また,区画面積が小さい,道路からの距離が離れた,地形勾配が大きい,標高が高い区画で,復旧されない傾向があった。未復旧地の発生を抑えるためには,平常時から養鯉池の施設機能条件と立地条件を整えることが必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *大地震 ,  新潟県 ,  震災 ,  *池 ,  *災害復旧 ,  立地条件 ,  中山間地域
準シソーラス用語： *2004年新潟県中越地震 ,  山古志地区 ,  *養鯉池 ,  養殖池

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  河川工事  (RC12030X)

引用文献 (11件)：

• 遠藤和子. 中山間地における農地荒廃の要因と保全主体の形成-新潟県牧村の事例-. 豪雪地帯における耕作放棄抑制条件の解明. 1996, I, 90-116
• 木村和弘. 山間急傾斜地水田の荒廃化と全村圃場整備計画. 農土誌. 1993, 61, 5, 7-12
• 新潟県. 新潟県中越大震災復興計画事業概要書. http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/zigyougaiyousyo(H17.8)pdf.pdf. 2005
• 新潟県中越大震災復興基金. 農林水産業対策事業. http://www.chuetsu-fukkoukikin.jp/jigyou/05/index.html. 2009
• 新潟県中越大震災記録誌編集委員会. 中越大震災 (前編)-雪が降る前に-. 2006, 17

タイトルに関連する用語 (3件)： 中越地震 ,  復旧 ,  立地特性